翻訳されなければ互いのインターオペラビリティを確保できない事もあり、同じコンテキストで使用してAIMも再利用できるよう、非公式文書「Ship Common Modelマニュアル」第2版を整備する事に、トロント会議で決定した。現在、作業中である。ただし、Ship Common Modelは、独立したAPにするのではなく、各APの一部としてそれぞれに組み込まれる予定である。
Ship Common Modelは、1996年6月時点で28個のBBであり、以下の概念について記述している。(Ref.[3.2.6−1])
(a)モデリングのフレームワーク、ライフサイクルの概念
(b)船のlDとジェネラル・キャラクタリスティックス
(c)製品構造(product structure)
(d)コンフィギュレーションマネージメント(バージョン、変更、承認、履歴)
(e)モールデド・フォーム形状
(f)位置の概念
(g)メインテナンスと修繕
(h)サーベイ
(i)メジャー(単位系)
各概念の、BBでの表現は、以下の通りである。
(a)ARMモデリングのフレームワーク、ライフサイクルの概念
:次の3層の表現で、船のライフサイクルに従って変わっていく「物の見方」を表す。
(a.1)Item−−−船のトポロジー、個々の「物」
(a.2)Definition−−−プロパティ、「物」のライフサイクル面。
1つの「物」が、設計段階の進展などライフサイクルの段階に従って、異なった種類の情報を持つ事に対応する。
(a.3)Representation−−−プロパティの記述。どうやって定義されたか。
Definitionレベルで定義されている情報の、表現構造。
ライフサイクルについては、definitionsで表す。この抽象クラスdefinitionのサブタイプとして、ライフサイクルに対応して、次のBBなどがある。
(a.2.1)Design_definition[設計での定義]
(a.2.2)Manufacturing definition[製造での定義]
(a.2.3)Technical_specification[技術仕様]
(a.2.4)Functional_definition[機能上の定義]
(b)船のIDとジェネラル・キャラクタリスティックス:次の3BB
(b.1)designation_characteristics[船の名前:船、船主、造船所、船級]
(b.2)dimension_characteristics[寸法:主要目、船級]
(b.3)global _axis_characteristics[座標系:アフト方向、フォワード方向、オフセット]
(c)製品構造:次の4BB。
(d.1)generic_product_structures,product_structur_by_assembly[製品構造]
(d.2)product_structure_by_connectivity[つながりの関係からの構造]
(d.3)product_structure_by_space[空間を構成する関係の構造]
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